マウスピース矯正の費用と内訳!追加費用がかかるケースも

2025年03月29日(土)

矯正歯科

こんにちは。東京都八王子市にある歯医者「相沢歯科」です。

マウスピース矯正を装着する女性

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくい矯正として人気です。取り外しが可能で負担が少ないメリットがありますが、気になるのは費用ではないでしょうか。

「マウスピース矯正の費用を抑えたい」「どのようなときに追加費用がかかるの?」という方も多いでしょう。

本記事では、マウスピース矯正の費用と内訳について解説します。マウスピース矯正の費用を抑える方法、追加費用がかかるケースも紹介します。予算内で後悔のない矯正治療を受けたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

マウスピース矯正の費用と内訳

マウスピース矯正の費用と内訳イメージ

マウスピース矯正の費用相場は約20〜100万円です。治療範囲や症状の程度によって大きく変動します。費用に大きな影響を与えるのは、一部の歯だけを対象とする部分矯正か、口腔内すべての歯並びを整える全体矯正かという治療範囲の違いです。

費用の内訳

マウスピース矯正は、さまざまな工程を経て進められます。それぞれに費用がかかるので、ここでは内訳を確認しましょう。

<マウスピース矯正の費用の内訳>

項目費用相場
初診料・検査費用1~5万円
マウスピースの作成費用部分矯正:15~40万円
全体矯正:40~80万円
通院・調整費用1回あたり3,000〜5,000円程度
追加の処置費用1~3万円
保定装置の費用1〜6万円

検査では、レントゲン撮影や歯型とりを行います。検査から得られた情報をもとに、治療計画を立てていきます。マウスピースの作成費用は、使用するマウスピースの枚数によって大きく変動します。

また、治療中は定期的に経過を観察するために通院します。一般的に1〜2ヶ月に一度通院します。

アタッチメントの装着など、追加の処置が必要になった場合は別途費用がかかる可能性があるでしょう。歯の移動が終わった後は、保定装置(リテーナー)を装着して歯の位置を固定します。

マウスピース矯正で追加費用がかかるケース

マウスピース矯正で追加費用がかかるケースイメージ

一般的なマウスピース矯正の費用と内訳をご紹介しましたが、以下のようなケースは追加費用がかかることがあります。確認しておき、可能であれば追加費用が発生しないよう注意して過ごしましょう。

  • 虫歯・歯周病がある
  • 抜歯が必要になった
  • マウスピースを紛失・破損した
  • 治療が終わらなかった

それぞれ解説します。

虫歯・歯周病になった

虫歯や歯周病がある場合、治療してからマウスピース矯正を開始します。進行した虫歯や歯周病がある状態で矯正を始めると、治療中に症状が悪化する可能性があるからです。

虫歯や歯周病の治療には保険が適用され、1回の治療につき約1,500円〜1万円の追加費用が発生します。

また、矯正中に虫歯が進行して抜歯が必要になると、矯正した歯並びが変わってしまいます。マウスピースを作り直さなければならなくなった場合、さらに追加費用がかかることもあるでしょう。

矯正中に虫歯や歯周病が発生すると、治療を一時中断する必要があり、全体の治療期間が延びる可能性もあります。マウスピース矯正の装置は取り外せるので、装置を外してしっかりブラッシングして、お口の中を清潔に保つよう心がけましょう。

抜歯が必要になった

歯の生え方が悪い場合や移動するスペースがない場合は、抜歯が必要になることがあります。矯正治療における抜歯には、保険が適用されないことが多いです。

そのため、1本あたり5,000円〜1万円ほどの追加費用がかかります。

マウスピースを紛失・破損した

マウスピースを失くしたり壊したりした場合、新しいマウスピースを作る必要があるため追加費用がかかります。1枚あたり約1〜2万円の追加費用が必要な歯科医院が多いです。

マウスピースの着脱は、正しい方法で慎重に行いましょう。マウスピースは透明のため、誤って捨ててしまう方もいます。マウスピースを外したときは、必ず専用のケースに保管するようにしましょう。

治療が終わらなかった

マウスピース矯正は、治療計画を立ててから治療を開始します。治療が計画通り終わらなかった場合は治療計画を立て直しますが、追加のマウスピース代などがかかることがあります。

矯正治療を計画通りに終わらせるために、装着時間を守り、歯科医院で定期的な経過観察を受けましょう。マウスピースの交換時期など、歯科医師の指示をしっかりと守ることが大切です。

マウスピース矯正の費用負担を軽減する方法

マウスピース矯正を部分矯正にして費用負担を軽減する方法

マウスピース矯正の費用負担を軽減するには、おもに以下の4つがあります。

  • 部分矯正を検討する
  • 保険が適用されるか確認する
  • デンタルローンを利用する
  • 医療費控除を利用する

それぞれ解説します。

部分矯正を検討する

一般的に、全体矯正よりも部分矯正のほうが治療範囲が狭く、使用するマウスピースの枚数が少なくなるので費用が安くなることが多いです。歯並びを改善した範囲が狭い場合は、部分矯正を検討すると費用を抑えられます。

ただし、部分矯正では治療できない症例もあります。ご自身では前歯だけの問題だと感じていても、実際には奥歯の位置調整が必要なケースもあります。

そのため、歯科医師に相談して部分矯正で対応できるか確認してみましょう。

保険が適用されるか確認する

マウスピース矯正は、基本的に保険が適用されません。

しかし、以下のようなケースでは保険が適用される可能性があります。

  • 「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
  • 前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)に対する矯正歯科治療
  • 顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・後の矯正歯科治療

保険適用で矯正治療を受けるには、厚生労働大臣が指定した保険医療機関で治療を受ける必要もあります。ご自身の歯並びに保険が適用されるかどうか、歯科医院で確認しましょう。

引用元:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」

デンタルローンを利用する

マウスピース矯正は保険が適用されないので、費用が高額になることが多いでしょう。費用負担を軽減するには、デンタルローンを利用しましょう。

デンタルローンとは、歯科治療費に特化したローンのことです。金利は約3〜8%と、一般的なローンと比べると低いというメリットがあります。

一括で支払うのが難しい場合、ローンやクレジットカードの分割払いを利用することで月々の支払い負担を軽減できます。利息が発生するので、最終的な支払い総額は高くなる点も含めて検討しましょう。

デンタルローンは加盟している歯科医院のみで利用でき、内容も異なります。また、一括払いによる割引を提供している歯科医院もあるので、事前に確認しましょう。

医療費控除を利用する

マウスピース矯正は、歯並びや噛み合わせの改善が目的の場合、医療費控除の対象となります。

医療費控除とは、1年間で支払った医療費が10万円を超える場合に、税金の一部が還付される制度です。年間の総所得が200万円未満の場合は、その5%を超える医療費が対象になります。

医療費控除は、治療費だけでなく、薬代や通院にかかった公共交通機関の交通費なども対象です。確定申告が必要になるので、領収書などを保管しておきましょう。

まとめ

マウスピース矯正をして笑顔に自信がついた女性

マウスピース矯正の費用相場は約20〜100万円ですが、治療範囲や症状の程度によって大きく異なります。一部の歯だけを対象とする部分矯正の費用は約20〜50万円、口腔内すべての歯並びを整える全体矯正は約60〜100万円が目安です。

マウスピースを破損したり、治療が計画通り終わらなかったりした場合は追加費用がかかります。歯科医師の指示をしっかりと守り治療を進めましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、東京都八王子市にある歯医者「相沢歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、小児歯科を中心に成人の一般歯科や矯正治療なども行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けております。