審美歯科とは!歯を綺麗にするためにできることと費用の目安

2024年12月21日(土)

ホワイトニング 矯正歯科

こんにちは。東京都八王子市にある歯医者「相沢歯科」です。

歯を綺麗にするためホワイトニングをした女性

「歯が黄ばんでいる」「歯並びが悪くて思いきり笑えない」「歯の形が気になる」など、歯の見た目に関するお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。歯の見た目に関する悩みを解決する方法のひとつが、審美歯科です。

審美歯科は、ただ歯の機能を回復させるだけでなく、歯や口元の美しさも追求する歯科治療です。

この記事では、審美歯科について詳しく解説します。治療の内容や費用、保険適用の可否などをご紹介するので、ご自身に合った治療方法を見つけ、コンプレックスを解消する参考にしてください。

審美歯科とは

審美歯科により美しい歯になり喜んでいる女性

審美歯科とは、噛み合わせなどの歯の機能を改善すると同時に、歯や口元の審美性の向上も行う歯科治療のことです。そのため、虫歯や歯周病など病気の治療を行う一般歯科とは、治療目的が異なります。

一般歯科では、虫歯や歯周病などの治療を通じて、失った歯の機能を回復することを主な目的としています。審美歯科は、歯や歯肉の色・形、歯並びなど主に審美的な問題を改善することを目的としているのです。

審美歯科で歯を綺麗にするためにできること

審美歯科で歯を綺麗にするためにホワイトニングをする女性

審美歯科では、さまざまな方法で歯を綺麗にすることが可能です。以下で、治療方法について詳しく解説していきます。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯に付着した色素を特殊な薬剤で分解して白くする治療法です。コーヒーなどの飲食物由来の色素沈着や、加齢による歯の黄ばみの改善に効果が期待できます。

審美歯科で行われるホワイトニングには、以下の3種類の施術方法があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で専門的に行われる施術です。高濃度の薬剤を使用するため、施術は国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士が行います。

歯に薬剤を塗布して特殊な光を当てることで、短期間で歯を白くできるのが特徴です。

即効性があるという大きなメリットがあるオフィスホワイトニングですが、効果の持続性はホームホワイトニングより劣るというデメリットもあります。結婚式や大切なイベントなどのために、早く歯を白くしたい方にとっては良い選択肢でしょう。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で患者様ご自身が行う方法です。歯科医院で作製した患者さま専用のマウスピースに薬剤を入れ、毎日一定時間装着することで歯を白くします。

オフィスホワイトニングで使われる薬剤より低濃度の薬剤を使用するため、即効性はありません。

しかし、じっくりと白くしていくため、白さが長続きするのが特徴です。歯の白さをより長く維持させたい方に合っているでしょう。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせて行う方法です。オフィスホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの白さの持続力を活かした方法といえます。

しかし、二つの方法を併用するため、費用が高い傾向にあるのはデメリットと言えるでしょう。

セラミック治療

セラミック治療は、白いセラミック製の詰め物や被せ物を装着することで、歯の形や色を整える治療方法です。セラミックは天然歯に近い色調や透明感を再現できるため、非常に自然な見た目に仕上がります。

また、表面がツルツルしているため汚れが付きにくく、付いた汚れを落としやすいです。耐久性が高く経年劣化しにくいため、虫歯の再発リスクが低い素材といわれています。

セラミック治療には、ラミネートベニアという治療方法があります。歯の表面に薄い板状のセラミックを貼り付けて、歯の形や色を調整する方法です。

前歯の見た目を改善するために使用され、歯を大きく削る必要がないので、天然歯を多く残したまま見た目を向上させることができます。

矯正治療

乱れた歯並びや噛み合わせを整える治療です。矯正治療はワイヤー矯正とマウスピース矯正の二つに大きく分けられます。

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かします。目立ちやすいのが欠点ですが、裏側矯正にしたり装置の素材を目立ちにくいものにしたりすれば、口元の審美性を保てます。

マウスピース矯正は、段階ごとに形の異なるマウスピースを交換しながら、徐々に歯を動かす方法です。マウスピースは透明なため目立ちにくく、審美歯科で矯正治療を行う方に人気があります。

治療期間は症例や治療範囲などによって異なりますが、数か月から数年かかるのが一般的です。審美性だけでなく、噛み合わせの改善など機能性の向上にも効果が期待できます。

審美歯科の治療は保険適用の対象?

審美歯科の治療は保険適用の対象となるのかイメージ

一般的に保険が適用されるのは、虫歯や歯周病の治療など、機能的な改善を目的とした治療に限定されています。そのため、審美性の改善を目的としている審美歯科の治療は、保険適用の対象外です。

ただし、医療上の必要性が認められる場合に限り、保険が適用されるケースもあります。例えば、噛み合わせの改善を目的とした矯正治療などの場合です。

これらの治療は、美容目的ではなく健康や機能の改善を目的としているため、保険適用の対象となることがあります。

保険適用外の治療費用は、全額自己負担となるので高額になる傾向があります。そのため、審美歯科の治療を受ける際には、保険適用の対象かどうかを事前に確認し、治療費用についても十分に理解しておくことが大切です。

審美歯科の治療内容別の費用目安

審美歯科の治療内容別の費用目安イメージ

ここでは、代表的な審美歯科治療の費用相場をご紹介します。

<審美歯科の治療法別の費用>

治療法費用
ホワイトニング・オフィスホワイトニング:2万円〜7万円
・ホームホワイトニング:2万円〜5万円
・デュアルホワイトニング:5万円〜8万円
セラミック治療・被せ物:10万円〜20万円
・詰め物:5万円〜10万円
・ラミネートベニア:8万円〜15万円
矯正治療・ワイヤー矯正:50万円〜100万円
・マウスピース矯正:60万円〜120万円

審美歯科治療にかかる費用は、治療方法や使用される材料、治療する範囲によって大きく異なります。また、歯科医院によっても設定価格が異なるため、事前に確認することが大切です。

審美歯科を受診するメリット・デメリット

審美歯科を受診するメリット・デメリットイメージ

ホワイトニングやセラミック治療などの審美歯科治療を受けることで、コンプレックスが解消され、自分に自信を持てるようになるでしょう。さらに、歯の機能が回復すると、食事や会話がより快適になり、生活の質が向上するという利点もあります。

また、審美歯科の治療で使用される素材は耐久性が高く、長期にわたって効果を維持できます。そのため、コストパフォーマンスも良いと言えるでしょう。

しかし、審美歯科の治療は保険適用外となる場合が多いため、費用負担が大きいというデメリットがあります。他にも、治療によっては通常の歯科治療よりも治療期間が長い点や、治療後も定期的なメンテナンスが必要な点も、デメリットかもしれません。

審美歯科を受診する際には、これらのメリットとデメリットを十分に考慮し、自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。

まとめ

審美歯科で歯を整え笑顔になる女性

審美歯科は、歯の機能性だけでなく、審美性の向上も目的としている歯科治療です。治療を通じて歯や口元のコンプレックスの解消が期待できます。

しかし、審美歯科の治療は基本的に保険適用外の自由診療であることが多いため、歯科医院によって費用が異なります。治療内容や費用について十分に歯科医師と相談し、ご自身に合った治療方法を選ぶことが大切です。

審美歯科を検討されている方は、東京都八王子市にある歯医者「相沢歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、小児歯科を中心に成人の一般歯科や矯正治療なども行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けております。